●憲法・核
2002年12月11日 都議会第4回定例会(第19号) 本文
◯九十二番(山本賢太郎君)
一九四六年、日本はアメリカから占領政策の一環として、即製の憲法を与えられました。そして半世紀、その場、その場でつじつまを合わせて守ってきた憲法の存在を否定することはできません。
(略)
このような憲法について知事はいかがお考えですか。
◯知事(石原慎太郎君)
急遽つくられた憲法というものは、大体、日本を永久に占領するつもりでつくったわけで、しかもその統治は、非常に戦争中の日本の軍閥による激しい言論統制のもとに行われました。
そして、それを
正当化するために、片っ方では、
一つのおもちゃとして、それを糊塗する道具として憲法はつくられた。しかし、その憲法は、やがて日本は変えるだろうというもとに彼らは想定したのでしょうけれども、しかし、占領下においてこれを変えさせることはまかりならぬということで、五十六条でしたか何条でしたか、憲法改定の条項がありまして、これはもう非常に至難のことであります。
それに
おびえてか、戦後も、独立後も、日本はその作業をしなかったわけであります
(略)
事ほどさように、
非常に醜悪な日本語でつづられた憲法というものは、助詞一つを直すにしても、国会で三分の二以上の議決、そして国民投票で過半の投票を得なければ、憲法の一字一句も変わらないという規定というものを、私たちは
なぜか盲信してきたわけで、そういう条文にとらわれることなくて、もっと大きな見地で歴史的にこれを反省し、占領されているという異常な事態の中でああいう形で行われた憲法が、今日の日本にとって、日本人にとって、
歴史的な正当性を持つか持たないかということを、私は国会で決めたらいいと思う。
私がもし総理大臣だったら、この提案をしますね。そしてもしそれが五十一対四十九で可決されたならば、国民の総意として、この憲法は歴史的な正当性を持たないということですから、あとはそれをもとに、五十六条などは無視して、私は新しい憲法をつくるという作業は、改定ではなしに行われるべきだと思う。つまり、国会がそういう議決をすれば、私たちは、国家として、民族としてこの憲法を破棄できるわけであります。そこから私は
本当の独立が始まっていくと思っております。
☆なるほど。5月3日までの国民投票法国会通過、任期中の憲法改正を公約している安倍総理は石原知事の弟分というわけだ。
2003年3月4日 都議会 予算特別委員会(第5号) 本文
◯吉田委員
中でも最大の問題は、知事の憲法に対する態度の問題です。
憲法九十九条は、ご承知と思いますが、「
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」としております。知事は、この憲法の尊重擁護義務を最も重く負っている一人だと私は思います。(略)この発言
(注 上記2002年12月11日の発言)は、明白に憲法九十九条
尊重擁護義務違反ではありませんか。撤回すべきですよ。
◯石原知事
九十九条違反で結構でございます。
私は、あの憲法を認めません。
(略)
要するに歴史的に正当性がない、ゆえに共産党はかつても反対したこの憲法というものを、手続を踏む、踏まないの問題じゃなしに、もう半世紀たったこの今、
日本人として歴史的にこれを許容できるか、できないかということを端的に問うた上で、つまりこの憲法をどう変えるか、どういうふうにしていくか、破棄するか、しないかということを決めたらいいということを申し上げただけであります。
◯吉田委員 今の知事の、平気で、私は憲法尊重擁護義務違反でいいということは、極めて重大な発言ですよ。
それでは、知事、いいですか、九十六条の憲法改正規定を無視するということは、いいですか、憲法改正は三分の二以上の議決と同時に、国民投票を定めているんですよ。国民の投票なしにこれを変えて構わないんだという姿勢ですか。
◯石原知事 あなたは、
もうちょっと冷静に人のいうことをご理解なさい。私は、国民投票なしに憲法を変える、変えないといっているんじゃないんだ。その前提で、今の国民が過去を振り返ってみて、近い過去ですよ、この憲法が果たして日本人自身の意思で決められたかどうか、歴史的に正当性があるかどうか、当時の日本人、私のような、生きていますけれども、当時の日本人の意思を完全に反映したかどうかということを、要するに認定、判定するということが必要だということをいった。かつて共産党は反対したじゃないですか、あなた方の先輩は。
◯吉田委員
九十六条に従う必要がないということは、国民投票も不要だということなんですよ。いいですか。これは
国民主権の根幹にかかわる問題なんですよ。九十六条は、我が国の主権が国民にあるという立場ですよね。日本は法治国家であり、憲法がその最高法規であるということを保障するために置かれたものであり、国民主権原理のもとでは、主権者国民こそが憲法改正の最終権者なんだ、これが九十六条の精神なんですよ。
(略)
◯石原知事
ここはソビエトの議会じゃないんだからね。
あなたがおっしゃる、確かに国民が最高主権者ですよ。じゃ、要するに今日まで続いているあの憲法が、国民の、主権者の意思にのっとってつくられたんですか。そうじゃないから、共産党は反対したんでしょう。そうじゃないですか。そして、この前文を含めても、日本語になっていない。
日本語としても誤りだらけのこの憲法というのを、共産党は日本語として認めるんですか。憲法として認めるんですか。だから、私はもう一回、国民の総意と国民の意思を代表している国会で、つまり、これが歴史的に正当性があるかどうかということだけでもせめて決めろといっているわけですよ。それでこれを破棄するか、しないか、どこを変えるかという議論が出てくるでしょう。今日の時代、百年河清を待つみたいにだらだらだらだら議論していたって、議論が議論になってませんよ。ずっと
この憲法の拘束で、すべき国家の義務を果たせずに来ているんじゃないですか。北朝鮮に対する日本の政府の歴代の姿勢だって、結局、
このわけのわからぬ憲法の拘束じゃないですか。
☆憲法を認めない、ということはたぶん下位にある法律も認めないということなのだろう。だから、西新宿にある石原国では、日本国民には理解できない違憲違法、公私混同の独裁政権が続いていたのか。8年も立ってやっと事情が理解できた。
2005年5月27日(金) 定例記者会見
【記者】全国知事会の中に設けられた憲法問題の特別委員会……。
【知事】
憲法全体が非常に歪んだ、狂ったもので、私は歴史的な正当性がないと思いますから。私はですね、部分的には正しいものというか、結構なものがあるけれども、すべて改正するんじゃなしに、書き直すべきだと思っているから。
☆さすが安倍・極右政権の先輩格の発言
2006年11月2日(木) 定例記者会見
15:01〜15:44
【記者】明日は憲法記念日なんですけども、最近、中川政調会長を中心に、核武装論議というのが、論議自体がいいのか悪いのかみたいなところが随分話題になっているんですけども、知事、どういうふうにお考えか、教えていただければと思います。
【知事】(略)
これはやっぱりね、聴視者の皆さん、都民の皆さん、国民の皆さんは知っておいてもらいたい。日本にね、日米安保にのっとって大事な艦船がやってきますよ。原子力空母が入ってきますよ。いろいろの軍艦も入ってくるでしょう。その、どの軍艦に核兵器が積んであるか、積んでないか、分からない。
当然積んでなきゃいけないですね
(略)
みんな分かっていて知らん顔しているだけなんだ。
(略)現状はどうなっているか、現実の認識が全くないくせにさ、「非核三原則とは」って、あの時に実際に抑止力なんかなかったのに、それがついてきて。そういうことでね、やっぱり皆さんね、現実の戦術戦略の展開がね、兵器の性能を含めてどうなっているかということを知った上でね、要するに議論したらいいんだ。「だから必要がないとか必要がある」とか言って。
☆やっぱりそうだったのか。国会での過去の首相答弁はなんだったのだろうか。
2007年2月14日(水)東京都議会会議録第二号〔速報版〕
○百二十四番(田中良君)
石原知事は、参議院議員時代、昭和四十四年三月の参議院予算委員会ですが、政府が非核三原則を何でつくったのか理解に苦しむと語り、日本政府の非核三原則を否定する意見を述べました。
○知事(石原慎太郎君)
現に、横須賀へ来ているキティーホーク、
ちゃんと核弾頭を積んでいますよ。調べてみなさい、あなた。見せてくれるかどうかわからぬけれども。(略)私は、沖縄が返った後、村松剛さんと一緒に、ランパートに頼んで、嘉手納にある核の、
要するに核弾頭を見てきましたよ。そういうものですよ、それは。
☆米軍や政府高官を盟友にしていると「核弾頭」までみせてもらえるんだ!(民主党ではムリだと自慢でもしたいのかな)
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