●経営破綻への他人事発言

2006年5月12日(金) 定例記者会見
15:00〜15:33
会見冒頭で「臨海地域における監理団体改革」について知事より発言
【知事】もう1つ、これはやっかいな問題なんですけれども、東京がまさに政府の先見性の無さに巻き添えにされた、例の臨海地域におけるプロジェクトの停滞の解決でありますけれども臨海地域における監理団体改革について、先ほど、株式会社東京テレポートセンターなど臨海3セクの3社が民事再生を申し立てたという報告を受けました。3社は、これまでさまざまな経営改善に努めてきましたけれども、負債の大きさや、最近の金利動向などを勘案しますと、このような選択もやむを得ないものと考えています。
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これはですね、言ってもぐちになるんだけども、結局、バブルというああいう事態を招いて、その収拾というものにさしたる策もなしに時を費やした政府の責任でしてね、その巻き添えに東京都もまあ浮かれてついていったという、この結果だと思いますが。

【記者】3セクの話なんですけれども、都の方が50%以上出資しているということで、一定の都の責任についてはどうお考えでしょうか。

【知事】都の責任?そりゃやっぱりね、私の前の前の代の話だけど、あのころは余計な投資してすってんてんになった人はたくさんいるじゃないですか。東京だってその例に漏れず、議会は議会なりに審査もしたんでしょうけど、結局、行政とか議会の判断が甘かったと言えば甘かったかもしれないけど、あのころの日本全体ってのは、バブルで儲けた人がいるかもしれないけど、みんなすってんてんになったでしょう、ほとんどの人がね。その例の1つでしかありませんよ。東京のプロジェクトに対するコミットメント(かかわり)はね。

【記者】あと、もう少し早期に処理するという方策については…。

【知事】とてもできないな。あなた、だって財政で考えてごらんなさい。こんな膨大なもので、随分四苦八苦しながら爪に火を灯してやってきたけど、もうどうにもならないんで、この時点でこういう措置をとったんでね。はい、それじゃ。

2006年6月9日(金) 定例記者会見
【記者】先日、新銀行東京の決算が発表になりましたが、貸し出しで目標の約7割、最終赤字約200億円という決算をどう捉えていらっしゃるかという事と、間もなく株主総会の予定がありますが、株主として何か意見を述べるのか…。

【知事】発足してわずかな事ですしね。
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状況の変化の中で新銀行は本当に苦労してきたんだけど、まあしかし開業してわずかしかたっていないんで、これはもうちょっと長い目で見てくださいよ。どんな企業だって最初から開業してすぐ大きな利益を上げる訳にはいかぬでしょうが。本当だったら、こんなものはつくらずにすんだ。それでよかったんだよ。

☆2003年都知事選で「新銀行創設」を公約にしたのはいったい誰だったのでしょうね。

2006年12月1日(金) 定例記者会見
15:00〜15:27
【記者】昨日新銀行東京が中間決算を発表しましたけれども、このことについて知事はどのように受けとめているのでしょうか。
【知事】まあね、まだね、本当に開業してから1年4カ月ですか。しかも、ちょっと思惑違いもありましたね。ほかの銀行が同じことをやり出したりね。それから、やっぱり慣れないせいもあったのかな、(行員の多くは)大きな銀行から来た人だから、そういう小回りがきかなかったのか、とにかく最初の融資でちょっと焦げついたりしたのが多かったんでね。これからやっぱり基本的にもうちょっと違う業務の展開をしなくちゃいけないと思うし、東京都も株主ですからね、ここでは言えないけども、株主総会でいろいろ建言して、都としてもできることがあるというのか、建言して協力していきたいと思っていますけども。

【記者】新銀行の件なんですが、1,000億の出資を都議会が通した際に示されたのが、3期目の黒字転換とするマスタープランだったと思うんですけれども、専門家の中には、そもそもマスタープランの計画自体が楽観的過ぎたのではないかという声もあるんですが、その点はいかがでしょうか。

【知事】さあ、こちらはこちらで専門家を集めてマスタープランをつくったんですが、その後いろんな状況の変化もあったからね。事業ってのは、あなたね、やっぱり5年、10年見通して物をやるんでね、1年4カ月ぐらいの実績を見て、全てその原案が間違ったって言うことはちょっと酷じゃないですか。私はやっぱり3年先の目途が立たなくなりそうならば、株主総会で発言して、立て直すための手を、いろいろ知恵出そうと思ってますよ。
【記者】そうなると、初めの存在意義というか趣旨と違ってきて、都が…。

【知事】だって、あなた、あのころ、作ったころね、大手の銀行はアップアップしていて、だれも中小企業は見向きもしなかったじゃない。で、我々の税金が、要するに、真水という公金を投入してだね、十何兆か、それで銀行が甦ってきたと思ったら、これはやっぱり相手になるなと思ったら、今度、中小企業に、それは日本の中小は優秀ですからね、貸し出したんでしょう。だから、市場そのものがちょっと最初の目算と狂ってきたものだから、それはやっぱり中小企業専門の銀行になるつもりでいたら、ほかがこっちのまねをしてボンボンやり出したんで、いろんな手違いもあったし、見込み違いもあったでしょう。だったら、やっぱり一つの公器ですからね、東京は大株主としてものを言って、でき得れば3年先の、要するに、目的が達成できるように努力しますよ。ご不満ですか、それで
【記者】そもそもの都が、都税を使っての銀行としての存在意義というのが薄れてくるんではないかと思うんですが。
【知事】それはだって、やっぱり中小企業は大事だからお貸ししますよ。しかし、ちょっと慣れない人がやったんで、焦げつきが最初多かったみたいだから、そういったものを一つの勉強にして、これからステディー(堅実)な貸し出しをしたらいいと思うけども。
☆出納長室で準備を進め、仁司泰正代表執行役(元トーメン)を推薦したのはだれだったのだろうか

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