タンポポクイズ解答編 

それでは解答編です。

意外なタンポポの素顔にビックリするかも・・・?

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(写真は学校の近くの駐車場に咲いていた、シロバナタンポポです)


問1 正解B  
タンポポのなまえの由来については、いくつかの説があります。
タンポポの古い呼び方「たな(田菜)」がほほけるから、というもの、綿毛がたんぽ(綿を布でくるんだもの)に似ているから、「たんぽ穂」であるというもの、別名「鼓草」(タンポポの頭花、または上下に切れ込みをいれた茎を水につけると鼓のようにみえることからきた名前)にちなみ、鼓の音「たんぽんぽん」から、名づけられたとするもの、さまざまな説があります。

ちなみに英語ではタンポポのことを「ダンデライオン(ライオンの歯、の意)」といいます。
これは、切れ込みの深いタンポポの葉が、ライオンの歯のように見える、ということからついた名前だそうです。

問2 正解2と3  
1はハルノノゲシ、4はお刺身についてくるプラスチックの菊です。
(4はちょっとわかりにくくするために、わざとオオバコの葉の上に置いてみました。)

2はシロバナタンポポです。日本に昔からあった在来型のタンポポです。
関東地方ではあまり見ることができませんが、上石神井小学校の登校ルートにも、シロバナタンポポがさいているところがあります。(上の画像)
3はみなさんが良く知っているセイヨウタンポポです。

日本には22種類のタンポポが野生している、といわれています。

問3 正解C  

まず右の画像を見てください。
花びらがたくさん集まっているように見えますが、このひとつの花びらのように見えるものの下には、ひとつひとつタネがついているのがわかります。
拡大してみると、それぞれの花びらには、タネや、めしべ、おしべがついていることがわかります。
つまり小さな花がたくさん集まっている、というわけです。
タンポポのようなキク科の植物は、このように小花が集まってひとつの大きな花に見せ、昆虫などの目を引く工夫をしています。このような花を頭花、または頭状花、と呼びます。

さらに、花びらを拡大してみてみましょう。
5つの切れ込みがあるのがわかるでしょうか?

ひとつの花の花びらは、一見1枚のように見えますが、じつは5枚あり、その5枚の花びらがぎゅっとくっついているのです。
こういった花を合弁花、と呼びます。

セイヨウタンポポの場合、一つの頭花の中には、平均200くらいの小花があります。
それに対して、在来型のタンポポは約半分の80〜120ほどしか花がありません。

問4 正解2と3
左から順に、ヨモギ、セイヨウタンポポ(2年目の株)、セイヨウタンポポ(1年目の株)、ハルジオンの葉です。

同じタンポポなのに、若い株と、数年たった株は、葉の形がちがいます。
また、日当たりのよいところ、悪いところでも、形がちがうことがあります。

問5 正解3
左から順にオオバコ、ノビル、セイヨウタンポポの根です。

タンポポの根は直根です。タンポポはコンクリートの隙間からでも花を咲かせるように、日当たりがよく、他のものに日当たりをさえぎられることのないような場所ではよく育ちます。しかし、そのような場所は乾燥していることが多いので、土中深く根をおろし、確実に水分を吸い上げることが必要になります。
そのようなわけで、タンポポは長い根をもっているのだそうです。

問6 正解1
1が在来型のタンポポ(写真はカントウタンポポ)、2が外国から帰化したタンポポ(写真はセイヨウタンポポ)です。
在来種と帰化種の区別は、花をたばねている、総苞(そうほう)と呼ばれるところを見て判断します。
総苞の外側(外片)が右のようにめくれているのが帰化種、めくれずにすぼまっているのがカントウタンポポのような在来型のタンポポです。
(注:シロバナタンポポは在来型ですが、総苞外片がめくれます)

在来種と帰化種の区別は長年、上記のように言われてきました。
しかし、つい最近発表された新潟大学
:森田竜義先生の研究によると、従来セイヨウタンポポだと思われてた、総苞外片のめくれあがるタイプのタンポポを遺伝子レベルで検証した結果、その7割以上がニホンタンポポとセイヨウタンポポの交雑したものだ、ということがわかったそうです。

今後タンポポの研究が進むと、もっと知らなかったタンポポの素顔が解き明かされていくにちがいありません。