第2回石神井川の探検 

1999年8月7日(土)


石神井川は、小平市鈴木町に源を発し、田無市、保谷市、練馬区、板橋区を流下し、北区堀船において隅田川に流入する、全長25.2キロメートルの一級河川です。下水道の整備や、関係者の尽力によって、最近は水質の改善もすすんできました。

本校のバードウォッチングクラブ(顧問:松田先生)の生徒が、川に潜って魚をとるカワセミを見たとの報告もあり、現在どのような生き物が石神井川にいるのか、調査してみようということになりました。

学区域を横切る石神井川は、深いコンクリート護岸になっています。今回しぜん探検隊は都営上石神井アパート敷地内の「集い橋」から「西豊城橋」までの流域におりて、探検をしました。

この日の調査項目は、
1.橋の上や川岸からの調査(川の水の量、汚れ具合、色、流域近くで見られる生き物、流域の木や野草など)
2.川に降りての調査(水深、水温、水の汚れ・臭い、水質検査、水の中の生き物の捕獲など)です。
当日の気温は30℃を超えていましたが、石神井川の水温は19℃、見た目に汚れはなく、臭いも感じられませんでした。
パックテストによる水質検査
試薬を使ったパックテストによる水質検査では、NO2(亜硝酸)が0.03〜0.04ミリグラム/リットル、COD(化学的酸素消費量)が40ミリグラム/リットルという値が出ました。(CODは一日のうちでもかなり値が上下します。40という数字はかなり高い値です。一週間後同じ場所で同じ検査を行ったところ、10ミリグラム/リットルという値が出ました。クチボソのような汚れた水に強い魚が生息できる程度の数値です。)
獲物のアメリカザリガニ

水中の生き物は四手網や玉網を使ってみんなで協力しながら捕獲しました。
写真は捕獲したアメリカザリガニの一部です。
獲物のヨシノボリ

この日捕獲できた生き物は、ザリガニ、ヨシノボリ、クチボソ(モツゴ)、ヒル、ナメクジの仲間といったものでした。普段橋の上から眺めているだけでは、存在の確認ができなかった「魚」がいることがわかったのは大きな収穫でした。
最後に獲物を持ちよっての記念撮影

この日捕獲された生き物のうち、ヨシノボリ、クチボソ、そして水草のオオカナダモは小学校のトンボ池へ、それ以外のものは川へもどしました。

石神井川の生き物たちがつどうトンボ池にしてゆくためにも、今後トンボ池の環境整備に尽力していきたいと思います。

また、石神井川の生き物調査は今後とも継続していきたいと思います。