韓国の住民登録制度:日本との関係で

 反監視ネット板垣竜太さんによる「Rip It Up!(住民登録証を引き裂け)」のビデオの解説と講演
(2003年7月27日)

詳しくは「Rip It Up!(住民登録証を引き裂け)」のビデオを直接、お求め頂き、ご覧ください。

また白石孝氏らと共著の『世界のプライバシー権運動と監視社会』(明石書店)も参考に

 まずビデオを見る前に、このビデオをよく理解できるよう時代背景などのお話

 「Rip It Up!」のほんの一部さわりだけ (^_^;

 このビデオが撮影された後の韓国での展開や今後、日本での対応など

 ヨッシーさんの反住基ネットの歌とイラク派遣反対の反戦の歌

私が作ったヨッシーさんのページ(^_^;  ヨッシーさんのリサイクル・ショップ 街のHP

 

私の感想:
 「国家管理支配社会のインフラである住基ネットの反対から反戦・平和の希望の星を見つけて」

 このビデオや講演の後、感じたのは、国や政府は本来、市民によって支えられ、常に市民によりチェックされているべきなのに、国や政府は自分たちの権力基盤を強固なものにしようと、逆に、市民を管理、支配する体制を強化しているのです。さらに企業・マスコミがそれをあおっている、ということです。

 なお面白いことに、韓国でも多くの北朝鮮のスパイがつかまっていますが、指紋照合によってスパイが見つけられた、というケースは一件もなかったそうです。

 また興味深い話としては、監視カメラがいっきにイギリスで広がったきっかけは、少年による殺人事件だった、という話でした。例の「ビッグブラザージャパン」の授賞式に参加していた、サイモン・デイビス(プライバシー・インターナショナル、イギリス)さんによる「監視社会の最新の動向」 と題する報告でとりあげられた、ということでしたが、その数日後、あの長崎の12歳の少年犯罪が起こり、マスコミでは町の監視カメラの意義が強調されていました。
 これら監視カメラや住基ネットは企業の利益につながるITの公共事業(ダムの建築では景気回復はもう無理だから)として企業は後押しし、また広告収入を企業に依存するマスコミはさらに、その販売促進に役立つように(^_^;)ことさら、その監視カメラの利点を強調しているのです。それをサイモン・デイビスさんは政界・企業・メディア三位一体の「サーベイランス・トライアングル」(監視のトライアングル)と呼んで、批判されていました。

 理想的には市民は国境などの枠を飛び越えたところに存在し、活動できるべきなのでしょうが、国家や政府は市民へのサービス向上の名目で国家によって市民を囲い込み、安全などのサービスとひきかえに市民の潜在意識に国家への隷属意識を受け入れざるを得ない状況にさせているのです。
(国やマスコミはテロや拉致の恐怖をあおりながら、その国民の安全確保の名目で管理体制を整備していこうとしているのです。これは国自体がどんどん要塞都市化している、ということです。)
http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/StopWar/

 そして市民はしらずしらずのうちに国家により管理され支配される体制(Matrix?)に組み込まれているのです。(余談ですが、Matrix Reloadedを見ると、そんなMatrixと戦う人間も実はMatrixの中の仕組みに組みこまれていた、というのがわかりました(^_^;))
http://www.st.rim.or.jp/~jhattori/profile/MATRIX/

 この講演でもわかったことは、マクロ的に見て、日本はアメリカの動きに国家として隷属していて、この動きを変えていくには、日本国内でも今の政治を変えていかないといけないのですが、(民主党がんばって、そして、社民党、共産党も協力してね(^_^;))大元のアメリカの政治も変わらなくては、この国家が市民を管理し支配して、日本が戦争への道をつきすすんでいくのも避けられないな、ということです。
 そんなとき、ひとつの希望が見え始めたのが、来年の大統領選挙でブッシュ大統領に対抗できる民主党の若い平和主義の候補者になれるかもしれないデニス・クシニッチ氏の登場です。どうも、これからの世界の反戦運動は、「この人を大統領にする」という運動になりつつあるな、という気がしてきました。
http://www.peace2001.org/

 ただ心配なのは、この人、一人だけに頼りすぎると、ちょっとしたスキャンダルで大手マスコミに攻撃され、引きずりおとされたり、(辻元さんのように(^_^;))、極端 な場合、ネオコンの極端な原理主義者や軍需企業グループなどから命もおびやかされるような事態になりかねないな、ということです。(J.F ケネディの暗殺の真相はまだ20年後にしか明らかにならないけれど(^_^;))

 その意味では、本当はその理念を実現できる政党や政治グループがちゃんと機能していれば一番いいのでしょうね...(^_^;
 

メールでの案内より

●住基ネット第二次稼働を歴史的・国際的に考えるビデオ上映と講演のつどい

http://privacy-nerima.hp.infoseek.co.jp/video-talk-20030726.pdf

内容
・ビデオ上映「住民登録証を引き裂け! rip it up!」(制作 ソウル映像集団)
・講演および討論
・プロテストバンド「ヨッシー&ジュゴンの家」によるライブ演奏もあります。

日時 2003年7月26日(土)13時30分開場、14時開会、16時30分閉会

会場 練馬区立練馬女性センター 視聴覚室
http://www.city.nerima.tokyo.jp/shisetsu/bunka/u.html
(西武池袋線石神井公園駅南口を出て、線路に沿って3つめの踏切を横断)

資料代 500円

講師 板垣竜太氏(東京大学助手)

主催 練馬住基ネットに反対する会・住基ネットに反対する関町住民の会・
プライバシーを考える練馬区民の会(共催)

関連イベント
7月29日(前に30日とお知らせしていましたが訂正します)19時より、関町
の「オープンスペース・街」にて同じビデオの上映会が行われます。詳細は
 http://www1.plala.or.jp/akahane/ をご覧ください。

問い合わせ先 プライバシーを考える練馬区民の会
田中克範 電話 090-8046-1693
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田中 克範
プライバシーを考える練馬区民の会
http://privacy-nerima.infoseek.ne.jp/
http://18ban.org/