みどりの会議のサポーターズフォーラム(2004年5月8日(土) )
「聞くこと、話すこと」
なだ いなだ (老人党
党首、作家、精神科医)





生のなだいなださんと会って話を聞けてよかったです。癒された感じでした。(^_^;
なだ いなださんのお話をうかがって
岩波新書の「権威と権力」を読んで以来ファンになって、高校時代は、宮城音弥、島崎敏樹の随筆を読み漁り、フロイドの精神分析から実存主義的精神分析などに没入していった当時をなつかしく思い出しながら、ビデオを撮っていました。
また髭をなくされた、なださんを見たのは初めてで、好々爺になったんだな、と感じました。(^_^;
さて、以前、なださんの「神、この人間的なもの」(岩波新書)に関して書いたメールを、HPのページにして残しておきます。
ただ、下記のメールを書いた2002年11月時点では、気づかなかったのですが、「日の丸、君が代の強制・監視」が、当初、予想したより、急速に広がってきていることがわかってきて、当時の私の認識より、なださんの懸念の方が、現実化しはじめているような気がしてきました。(ビデオの最後に、文部科学省の「こころの教育」に関して、コメントされていて、近頃の国家主義に懸念を示されていました)
と言うのも、「日の丸・君が代問題」で教員約180名を戒告処分にした、その東京都教育委員会が、退職させる教員の数が、今後、急増することを予想して(^_^;))「高い志」の名のもと、国士舘大学、聖心女子大学、創価大学など特定大学を指定し、独自に教師を養成すると言うのです。
(環境行政フォーラムの青山貞一さんの忍び寄る国家主義(7) 東京教師養成塾)
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col81.html
先日、バンダナ・シバさんの番組を見て、感激し、
http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/NHK.htm
http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/NHK/VandanaShiba.ASF
後で、中学生の娘に「バンダナ・シバさんはすばらしい、
ガンジーの再来だよ!」とバンダナさんのことを得々と説明しはじめると、
途中で、娘が「お父さん、何か、新しい宗教にでもはいったの?
そんなのはいったらお父さんの言うこと、信じないから!」と
怒ったように言ったのです。
「いやいや、緑の人々はカリスマを作らないから、そんな変な宗教に
はいる、なんてことは絶対にないよ。」と慌てて、言い訳しました。(^_^;)
(うーん、でも緑の人々も、地球の環境を守る、っていうことが絶対の正義だと、
信じこむことで、緑の宗教に陥ってしまうこともあるなー、と反省しました(^_^;))
そんなとき、ある人から薦められて、久しぶりに、なだいなださんの著書
「神、この人間的なもの」を読んだのでした。
(^_^;)
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0209/sin_k89.html
結論的に言うと、宗教とは孤独から人間を救い出し、
一つにまとめるための原理で、親などから受け継いだ習慣や文化から
意識しないうちに入信状態(?)にはいり、孤独で不安な自分を忘れさせ
一種の連帯感や仲間意識を抱かせ、癒しを与える、というのです。
(実際、多くの心の病の人を治してきたのも事実です)
このことからすると、民族、国家、はたまた、科学や無神論までも
そういう仲間や連帯感を求めて、ある種の宗教集団になる危険性を
もっていることになるのです。
ただ、この本を読んで、「権威と権力」や一連のなださんの思考パターンが
思い出されてきて、「うんうん」と、うなづきながらも、
なださんが生きた「時代のトラウマ」を感じざるを得ませんでした。
一般市民の一人の私としても、「絶対的な孤独な自己」のままでは、
さみしいし、せめて、家族や家庭ぐらいは信じあえ、落ち着ける場所で
ありたい、と願って生活しています。
そして、戦後、まがりなりに、形だけでも民主主義が普及し、
形は天皇を掲げてはいて、マスコミも天皇家の冠婚葬祭は最優先で
報道したり、天皇家のことがたまにワイドショーでアットホームな
感じで報道され習慣化していますが、実質は、多くの市民は、
その呪縛からは逃れていると私は信じていますから。(^_^;)
(アメリカでの日本のプロファイルに、日本は議員内閣制をもつ
立憲君主国家と書かれていようとも....。
余談ですが、下記のアメリカCIAのサイトは、世界の各国のプロファイルを
アメリカの見地で書いたインターネットサイトです。日本の政府のサイトでも
ここまでまとめて書かれたサイトは見つけることはできませんでした。)
http://www.cia.gov/cia/publications/factbook/geos/ja.html
http://www.cia.gov/cia/publications/factbook/countrylisting.html
戦後、私たちは科学的思考方法や民主主義思想を市民の武器として
まがりなりにも身につけ、国のあり方も、従来の官僚的な上からだけの
階層構造から、市民の声が反映されていく、ネットワーク型の社会に
実質的に、徐々に変わってきている、と信じていますから。(^_^;)
http://nvc.halsnet.com/jhattori/shimin/shimin.files/frame.htm
うーん、「時代のトラウマ」が強すぎたために、
宗教、国家、民族に対して、極端に不信感が強いのかなー、などと
考えたりしました。(^_^;