区長選挙のHPを作り、その選挙結果を見て
〜選挙の現場をかいま見て、解けたひとつの疑問〜

 選挙事務所の風景(スナップ写真)

中山事務所 土屋事務所 志村事務所

 ご存知のように、一番下に示したような結果だったのですが、なぜ、投票前日までの245人へのアンケート結果では、最下位だった候補者が私の106人の出口調査で急に浮上してきたのか、よくわかりませんでした。アンケートをとるとき、つい誘導的になっていて、知らない人に教えて判断してもらう場合と、ポスター選挙公報だけを見て判断する場合で、選ぶ結果が違う、ということも考えられます。

 ただ、TVカメラが据えられた、その候補者の選挙事務所に行って、なんとなくわかったのが、この事務所に大勢来ている人たちは、アンケートで答えてくれた人たちと、明らかに違う人たちだ、ということでした。何となく、どこかの業界の人のような雰囲気をただよわせているのでした。(^_^;
 光ヶ丘の公園で談話している主婦や、子供を相手に遊ぶサラリーマンのお父さんや、ショッピングにつれそう夫婦などにアンケートをとったのですが、いわゆる無党派層に偏ってしまっていたのでは、という反省がありました。逆に、アンケートを断わった人たちに、その候補者に入れた人が多かったのでしょうか。
 でも、なぜ、アンケートを断わったのでしょう?

 ひとつ気になったのは、選挙事務所で敗戦の弁を語っているとき、選挙対策の事務長のような人が「お友達どうしは非常に多くの借金ができたと思いますが、ひとりひとりにはよろしくお伝えして、おわびしていただきたい」と言っていたことでした。「へー、借金するほど、お金がかかる選挙だったんだ。でもお友達どうしって、言うことは、候補者からは直接、お金は払ってない、っていうことだけど、それでは、何を目的に、この候補者のお友達は借金してまで、応援していたんだろう?この業界風の人たちはこの候補者が区長になったら、何かを期待していたからこそ、借金してまで応援したんだろうな。」という感想と素直な疑問をもちました。脳裏に利権という文字が浮かび上がったのは考えすぎでしょうか?(^_^;

 それにひきかえ、オンブズマンの土屋さんのところは岩波区政に反対するごく普通の主婦やおじいさん、近所のおにいさんたちが集まって作り出した素人集団の市民派選挙だったな、と感じました。土屋さんのところは残念な結果でしたが、まったくの新人 でオンブズマン公認の藤野さんと 推薦の野崎さんという若い2人が議員になったのですから、行政や議員の不正やムダをこれからも追及し、 正していただきたいな、と思いました。こういう役割をもち、どの政党にも属さない、第3者的な人が絶対に議会では必要ですから。

 このことから学んだことは、いみじくも土屋さんも言ってたように、「もう少し、投票率があがればねー」と言ってたことでした。無党派層の人たちがもっと政治に関心をもって投票してもらえば、また変わったかもしれなかった、ということです。また、私たち市民グループとしては、お互いの違いを認め合いながらも、ひとつの目標に向かって、協力、連携しあうことだと、強く、認識したことでした。

 なお、私たちが応援する市民派NGOネットワーク・ねりまの人たちも6人、当選しましたので、これらの議員を推薦してくれた人たちと連携をとりながら、まず、公約として掲げたことをきちっとやっていただいているか、お互いにチェックしあい、私たち市民の視点に立った政策を実現していただけるよう、連絡をとりあいながら、進めていきたいと思っています。

 さて、選挙管理委員会にお願いです。
今回もまた前回より5%も投票率が下がって、44%です。
それなのに、なぜ、いつものように投票を呼びかけるキャンペーンをやらなかったのでしょうか?
以前は投票をよびかける宣伝カーを走らせたり、投票所でも風船を配ったりしていましたね。
 投票をしていただくよう呼びかけるのも選挙管理委員会のひとつの役割だと私は思うのです。こんな私ひとりの力で選挙をもりあげるのではなく(多少、荒っぽい禁じ手も使いましたが(^_^;)、選挙管理委員会でこのような活動を行っていただくのもお仕事の1つだと思っているのです。
 また、現在、市民の手で実施されている候補者の公開討論会なども積極的に区の公報で宣伝し、なんでしたら、後援していくぐらいの積極性もあっていいのではないかと思うのです。

 今までの一連の動きを見ていると、そんな積極性は見られず、逆に、一般の市民が関心をもって投票にこられてはまずいのでそういうことはやらない(^_^;という風にも、とられかねないのです。少なくとも、私がひとりでやってきたようなことを区役所のHPで実現していただきたいと思っています。例えば、HP上でできることとして、紙媒体で区役所から出版されるものや候補者が作成したポスターぐらいは掲載するとか、アラシ対策を施した電子掲示板を用意するとか、市民から候補者への質問状の回答を公開するとか、全候補者をインターネットビデオで政見放送する、などなどです。

 また一般の人も立候補しやすいように、候補者のポスターを事前に作ってある場合は、区役所の方で掲示板に貼ってくれる、とか、選挙期間中は、各地域の人の集まりやすい場所(駅前広場など)を開放して、そこでいろいろアピールをしてもらう、などなど。

これらのことが、お金のかからない選挙に近づいていく一歩であり、ひいては、これからの市民参加型の開かれた社会に近づいていく道だと私は考えます。

(あーあ、これで連休の前半はほとんどつぶれちゃった (^_^;)

  候補者名 党派 得票数
志村 としろう 無所属 60,058
  中山 みきお 無所属 51,725
  土屋 としひろ オンブズマン練馬 44,123
  高田 ちえ子 無所属 36,209
  沖山 一雄 無所属 34,071
  

 閑話休題:
    ここでアイデアとして浮かんだのは、

    e-選挙アドバイザーというような人がいて、簡単に、この候補者はこのような人
    という具合に、教えてあげる人がいればいいのですね。
    公平、公正に的確にアドバイスできる投票指南役、とでも言いますか(^_^;)
     また、アンケートは街頭で行う場合は、こちらからは何もアドバイスすることなく、
    選挙公報やポスターを見て判断してもらうだけにします。
     教えてあげると、教えた人は、アンケートどおりの投票行動を行ってしまうからです。
     なお効率は悪いものの、電話アンケートが偏りがなく、
    サンプリングも電話帳の名前だけからですので、地域からの偏りもなく公平です。
    ただ本当に効率は悪く、1時間に40本かけても、半分は留守で、さらにかかっても
    半分以上はまだ決まっていなくて、投票の直前にならないと、
    わからない、ようでした。答えるのを拒否される方もいましたし、
    5人ぐらいがやっと答えてくれた、という具合です。
    また、時間帯が昼前だったためか、主婦層の人しか回答がとれなくて
    それで、急遽、街頭アンケートに切り替えた、という具合だったのです。
    その意味では、男性の働き手が帰ってくる頃にもう一度電話するか、
    奥さんにあらかじめ、聞いておいてもらう、などいろいろ工夫が必要です。(^_^;
     ただ確かに、アンケートでは浮かんでこなかった候補者の名前は上がっていました。

 

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