プロジェクト2020設立の背景

 現在の社会は「大量消費文明」、「廃棄型文明」と呼ばれており、多くの人々の意識としてはリサイクル型の文明社会に変えていかないといけない、と感じ続けています。

 ただ、個人の努力ではどうしようもない、という無力感に陥りやすく、また、現状のある程度豊かで充足している、ぬるま湯的な状況からは多くの人が抜け出しにくく感じています(私自身も、電動歯ブラシを捨てるべきかどうか悩み、やっと先日捨てたところです)  

こんな、ぬるま湯的な状況から脱却するには、社会全体を変えていく仕組みづくりから始めなければならないと考えました。(一介のサラリーマンがちょっと大胆なことを考えていますが、本人は日本、いや世界を憂える坂本龍馬の心意気なのです。)

 従来の日本のシステムは「司法、行政、立法」に、追加するところの「マスコミ、企業」で主に成り立っており、選挙などで市民がある程度それらシステムに影響を及ぼしていますが、十分ではありません。(例えば、政治家がどういう政策を過去に掲げ、どれだけ実行したか、また、どういう企業から献金を受けていたかなどの情報はなかなか得られません。また選挙の時に行われる最高裁判所の判事の審査に対しても十分な情報が得られているとは言えません。)

 そこで、それら個々の組織、政治家等をチェックする組織が必要になってきており、それがネットワークでシステム化した「市民オンブスマンNGO」です。  ただ、このプロジェクト2020では、優先度としては「持続可能な社会の構築」を最優先に考えるため、環境問題に焦点を絞って、対策を練り、問題を解決していこうと考えております。

 なお、そこに従事する市民は、その活動に対して一般の市民として生活できる正当な報酬を得られる仕組みを考えていきます。(最初は、ボランティアに依存する体制を考えましたが、ある期限をもち任務を遂行していくためには、このプロジェクトに共感していただく専門的な人々に仕事を依頼した方が確実だと思います。そこで、組織運営方法は、グリーンピースの方式をとることに決めます。また、リストラに怯えながら、自分の気に入らない仕事をするより、心意気は、明治維新のつもりで、第2の人生を切り開き、日本いや世界の役に立つ仕事を思いっきりやりたいと思っている人たちも多いと思います。その人たちのやりがいのある組織集団にもしたいと考えております。)

 そこで、この組織は各地域の最小行政単位より、さらに小さい地域から、各個人の要望、不満を吸い上げ、行政、企業、マスコミなりに情報を提供、提案し、それらをトレースしていき、最終的には選挙、株主総会、世論などで審判していくのです。

 それらの行為を通して、行政、政治家、官僚、企業、マスコミを監査、監督、指導していくのです。

ダイナミックに他の先進国は動き始めており、私どものこの社会の改革も、従来の既存システムでの政治家、官僚、マスコミだけに任せては、達成できないのです。

それらは、やはり、私ども自身の手で行う必要があるのです。

 なお、この「PROJECT2020」の名前は、日経に連載されていた「2020年からの警鐘」の問題提起を重くとらえ、それらの諸問題を解決すべきプロジェクトを作る、との願いをこめて、つけました。その問題の中でもとりわけ環境問題が地球規模で解決されないといけない、最優先度の問題だと、私は、とらえています。

 そのためにはどうすればよいか、一つの可能性を提起するシステムを提案、構築していきたいと思います。