日本癌治療学会
理事長 北島政樹 様
拝啓、春暖の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。
私共「日本がん患者団体協議会(JCPC)」は、全国のがん患者および患者を支援する団体などが集まり、日本のがん治療の向上を目指して活動している団体です。
本日は、貴学会が厚生労働省から委託され作成を進めておられる「抗癌剤適正使用ガイドライン」(以下、ガイドラインと記します)についてのお願いを申し上げます。
去る3月20日、衆議院議員会館第二会議室において、当協議会の会員である仙谷由人衆議院議員らが、厚生労働省の役人を呼んで、日本のがん治療の現状についてのヒアリングを行った際、仙谷議員が、ガイドラインが未だに公表されない理由を尋ねた所、別紙の通りの回答を厚生労働省から頂きました。
それによれば、「一部がん治療学会内の意見の一致を見ない部分があり、今のところ、学会のガイドラインとしては取りまとめられてない状況で」あり、「学会としてのガイドラインを出していただくようお願いしている」とのことで、厚生労働省としては、貴学会への委託事業であるので、貴学会に対して、貴学会の理事会で正式に承認されたガイドラインの提出を求めております。
そこで、当協議会は、貴学会の理事会が、来る4月30日に開催されると伺いましたので、その場で、このガイドラインを正式に承認して頂き、早急に厚生労働省に提出して頂きたく、ここにお願い申し上げます。
また、こうしたガイドラインは常に、少なくとも毎年、見直し改定する必要があると存じますが、貴学会内には、このガイドラインの内容を引き続き検討していく委員会等が設けられていないと伺っております。こうした検討委員会の恒常的設置につきましても、理事会でご検討頂ければ幸に存じます。
以上、ご検討下さる様、よろしくお願い申し上げます。
敬具
平成14年4月20日
日本がん患者団体協議会(JCPC)
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